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旧約聖書

哀歌の学び


背景

哀歌はヘブル語の聖書にはルツ記、伝道の書、ソロモンの雅歌、エステル記と共に、同じグループの書物に分類されています。このグループの書は、彼らイスラエルの民の滅亡的なできごとが転がって回復することを詠んだ(メギロスMegilloth מגילות ; 変転する、転がる意)書物として一つにまとめられています。
               
ヘブル語の聖書のなかでもタルムード(バビロニア捕囚の時代にヘブル人が律法と彼らの伝統を保持するために纏めた)と呼ばれる文書(聖書)や、紀元前200年頃に70人の学者たちによってヘブル語をギリシャ語に約した七十人訳は、哀歌はエレミア書と一緒の箇所に纏められています。

七十人訳の聖書がラテン語に訳される頃から、エルサレムの街が、人々の姿もなく廃墟と化し、城壁の門は荒れ果た有様を眺めながらエレミアがその悲惨さに涙を流し、嘆いて詠んだ葬送の哀歌(Θρῆνοι Thrēnoi, Threni, i. e. Dirges)という冒頭の付記が足され、ここからこの書物が哀歌という標題となったとされています。
このように、哀歌がエレミアによって記されたことは明らかですが、第二歴代記35章25節にもエレミアが哀歌を詠んだことが言及されています。

哀歌は典型的なヘブル人の詩の型をとって詠まれ、(ヨブ記の学び旧約聖書の詩についての解説参照)1章から3章は、ヘブル語のアルファベット(ヘブル語は最初の文字アレフאから最後の文字タヴゥתּ)までの22語が、22句に韻を踏んで構成されています。従って、1章から3章までは、夫々の章が22節あり、4章は最初の3節がアレフ、次の4節から6節がギメルというように、3節づつがヘブル語のアルファベット順に韻を踏んでいます。5章も22節で構成されていますが、この章は一節づつがヘブル語のアルファベット順の文字ではじめられていますが韻は踏んでいません。


概要

I. エルサレムの荒廃(1)

A. 廃墟となったエルサレムの街の描写、罪の悲惨な結末( 1:1-11)
B. 擬人化されたエルサレムの街の偽りを信じたことの結末にたいする嘆き、神へ解放を求める叫び(1:12-22)

II. 廃墟となったエルサレムへの嘆き(2)

A. エルサレム陥落の原因(2:1-10)
B. 荒廃したエルサレムを眺め、嘆く預言者の悲嘆(2:11-22)

III. エレミアの嘆きと尽きない主の慈しみエレミアの嘆きと尽きない主の慈しみ(3)

A. 神の裁きに対する預言者の嘆きとイスラエルの民にたいする悔い改めの勧めと祈り(3:1-19)
B. 落胆と失望のなかからの神の尽きない慈しみの希望、日毎に変わらない主の真実(3:20-39)
C. イスラエルの民の悔い改めと神の赦し、回復への祈り
(3:40-42) 
D. 国と民を悲惨に追い込んだ敵への報復の祈り(3:43-66)

IV. エルサレム攻城と包囲の悲劇(4)

A. 神の裁きと選びの民、ユダ王国の人々の苦難(4:1-11)
B. 民を偽り滅亡と裁きを招いた指導者、偽預言者、祭司たちへの糾弾(4:12-16)
C. エドム人への裁き (4:17-22) 

V. 悲惨さから回復への祈り(5)

A. 神の尊厳に対する信頼(5:1-18)
B. 民を見捨てることなく回復されることへの請願と祈り(5:19-22)


旧約聖書


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