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旧約聖書

雅歌の学び


背景

ソロモンの雅歌というこの書の標題が示すように、ソロモンの詠んだ千五百の歌(列王記4章32)のうちの最高のものとされ、ソロモンがシュラムの女への愛を詠った詩とされています。

この雅歌が、単に性愛を詠った東洋の男女の恋歌であるとして、神の霊感によって書かれた聖書の一部であることに疑問を持つ人々が存在しますが、王とシュラムの女の詩、エルサレムの娘たちのコーラスによって織りなされ、詩をとおして展開されるドラマのなかに 愛する者と愛される者が一体となることが描かれ、神の意図されている結婚のかたち、男と女の愛が結婚をとおしてのみ成熟にいたることが抽象されています。

新約聖書が正典として編纂される以前に、雅歌は旧約聖書の正典として記載されており、この雅歌を霊的な比喩として捉え、霊的な感動を与える書としてみるとき、単に男女の愛の詩としてではなく、イスラエルの民にとっては、王である夫 神と、神の選びの妻 イスラエル、新約の時代には、花婿であるキリストと花嫁である教会の比喩として、神の愛とそれに応える妻、或いは、キリストの愛とそれに応え、王として来られる花婿を待ち望む教会の比喩として捉えることができます。

この雅歌は、ソロモンが王位の期間にあった中期、紀元前950年頃に記されたと推定されています。(ソロモンの在位期間、紀元前985年-931年頃)
ソロモンは、王位の初期にエジプトの王パロと互いに縁を結び、パロの娘をめとって、彼女をダビデの町に連れて来ました。(列王記3章1)
そして、王位にあった最終期 晩年になって七百人の王妃としての妻と、三百人のそばめがあり、その妻たちが彼の心を転じた、(列王記上11章1-3)と、述べられていますが、その中間に当たる期間にこの雅歌は詠まれたとされています。
このことは、雅歌が記された時期が、王妃は六十人、そばめは八十人、おとめたちは数知れない。(雅歌6章8)という記述からも、この推定を裏付けることができます。

ソロモンの王妃や側女たちは、多くの場合、政治的な動機によって近隣諸国との政略結婚によって後宮に住むことになったことが容易に推察できます。

列王記に列記されている王妃たちのなかにシュラムの女についての言及はありませんが、ソロモンがこの乙女との愛の関係をとおして結婚の喜びと愛の甘美を経験するようになったことは、この雅歌をとうしても知ることができます。

この詩を、単に男と女の恋歌であるだけでなく、夫である神と神の選びの妻イスラエル、または、
花婿であるキリストと花嫁としての教会の霊的比喩として捉えるとき、夫と妻、花婿と花嫁の愛する関係が霊的な交わりの関係であることを知ることができます。

雅歌全体が詩として比喩的表現で詠まれているため、理性的な論理によって概要をまとめることには困難がありますが、記述にしたがった概要は下記のようにまとめることができます。


概要

I. 愛する者の互いの情愛 - 1:2 - 2:7

A. 愛する人を慕う乙女の恋心(1: 2-4)
B. 羞恥心(1:5-6)
C. 出会い.(1:7-17)
D. 愛の表現(2:1-7)

II. 愛する者を捜し求め、見出す - 2:8 - 3:5

A. 関係の発展 ( 2:8-17)
B. 揺れる心と待ち望む忍耐 (3:1-5)

III. 花婿の華麗な婚礼 - 3:6 - 5:1  

A. 栄光の花婿(3:6-11)
B. 花嫁の美4:1-7
C. 花婿の花嫁への賞賛4:8-15
D. 結婚の成立4:16--5:1

IV. 花嫁の逡巡と和解 5:2 - 6:9

A. 花嫁の逡巡5:2-8
B. 花婿への賛歌5:9-16
C. 関係の回復と愛の確認6:1-9

V. 愛の成熟 - 6:10 - 8:14

A. 花婿の呼びかけ( 6:10-13)
B. 深められる相互の愛(7:1--8:14)


旧約聖書


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