Welcome to Calvary Chapel-Japanese Fellowship

www.calvary_chapel-japanese_fellowship御言葉の学び、第二歴代誌

旧約聖書

歴代誌下の学び


背景

歴代誌上で述べたように、もともと歴代誌は上、下ともに一つの書物として記述されました。
この書物に書かれている記述は、明らかに異なった年代の事柄がまとめられたものとなっています。
これらの記述が誰によって一つに編纂し記述されたのかは明らかではありません。古代イスラエルの伝承によれば、ソロモンの神殿がバビロニア帝国によって焼失し、民が捕囚となり、ペルシア帝国のときにエルサレムへの帰還を許され、ネヘミア、エズラによって神殿が再建された紀元前450から425年頃にエズラによって記述が編纂されたとされています。

歴代誌下は、ソロモン王の晩年の背信によって、神の選びの民イスラエルが北と南の王国に分裂し、その後のユダの王国の歴史について単に歴史的事実の記述というだけではなく、本質的に主なる神との関係という側面から王国の記述がされています。            

南ユダ王国のソロモン王の治世から王国がバビロニア帝国によって捕囚に至るまでの歴史的記録が記述され、国と民が神との関係に立ち返るための霊的な改革に焦点が当てられ、多くの場合、神に心を寄せる王について、彼らの善政に強調点が置かれた記述となっています。 

さらに、歴代誌下の記述は祭司の観点からの記述となっているため、エルサレムの神殿についての記述が中心となっており、イスラエルの民を救われた生ける神への礼拝から離れた北王国イスラエルについては、ほとんど記述されていません。
歴代誌下はエルサレムと神殿が滅亡してゆくことが記述の最後となっています。

歴代誌をとおしてイスラエルの王をみるとき、最も優れた王を見ても、人としての欠点、罪の故に民を不完全にしか導くことができないことがわかります。

しかし、王の王、主の主が来られ、地上でこの世を治められるときに、神がダビデに約束された、「わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる。わたしはわたしの恵みをあなたの先にいた者から取り去ったが、わたしの恵みをそのように、彼から取り去ることはない。わたしは、彼をわたしの家とわたしの王国の中に、とこしえまでも立たせる。彼の王座は、とこしえまでも堅く立つ。」 というダビデに神が与えられた契約が成就し、ダビデの御座に座す王によって全世界が完全な義と聖さによって繁栄のうちに導かれるときが来ることを垣間見ることができます。 

歴代誌の記述を読むとき、それぞれの世代が、神に従順であるときに祝福を受け、神から離れ、邪悪であるときにその罰と裁きを受けることをみることができます。個人も国家も、歴代誌の記述から苦境に陥るとき、イスラエルの民の王たちの記録から比較をし、学ぶことができます。
神は罪を嫌われ、罪と妥協されることはありません。

歴代誌の記述が、わたしたちに教えているのは、神が、へりくだって悔い改め、主に向かって祈る者を赦し、癒されたいと願われているということを心に留める必要があります。


概要

I. 神殿の建造(1-9 ) 

A. ダビデへの約束をソロモンへ受け継がれる確認(1 )
B. 神殿建造の着手と宮の装飾(2 -4)

II. 神殿の壮麗さ(5-9)

A. 神殿建造の完成(5)      
B. 神殿を神に奉献する(6)
C. 神が、神殿において捧げられる祈りに目を留め、耳を傾けられる(7) 
D. ソロモン治下におけるイスラエル統一王国の絶頂期(8-9)

Ⅲ.  晩年のソロモンの背信による絶頂期からの急激な没落(10-11)

A. 王国の分裂(10-11) 

  • 北王国の神殿における神からの背信(11) 

Ⅳ. 神殿の荒廃と改築(12-35)

A. 神にたいする咎によるエジプトの王シシヤクのエルサレム侵略と神殿の財宝略奪。レハベアム、アビヤ、先祖の神、主により頼み、北王国のヤロブアムの軍を破り、南王国が優勢となる(12-13 )  
B. アビヤを継いだアサ王による神殿修復 (14-16)
ゼラの百万の大軍と三百の戦車を主により頼んで打ち破る(14)
アザルヤの警告「あなたがたが主とともにいる間は、主はあなたがたとともにおられます。もし、あなたがたがこの方を求めるなら、あなたがたにご自身を示してくださいます。もし、あなたがたがこの方を捨て去るなら、この方はあなたがたを捨ててしまわれま。」(15)
「そのとき、予見者ハナニがユダの王アサのもとに来て、彼に言った。「あなたはアラムの王に拠り頼み、あなたの神、主に拠り頼みませんでした。それゆえ、アラム王の軍勢はあなたの手からのがれ出たのです。あのクシュ人とルブ人は大軍勢ではなかったでしょうか。戦車と騎兵は非常におびただしかったではありませんか。しかし、あなたが主に拠り頼んだとき、主は彼らをあなたの手に渡されたのです。主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。あなたは、このことについて愚かなことをしました。今から、あなたは数々の戦いに巻き込まれます。」(16)
C. ヨシャパテの治世、主は、王国を彼の手によって確立されるが、アハブ、アハザヤに対するヨシヤパテ王の好奇心の故に、同盟を結ぶ(17-20)
北イスラエルの王アハブと縁を結ぶ、アハブと共にラモト・ギレアデに攻め上る。ミカヤの預言とアハブの死(18)ハナニの子エフーの警告「悪者を助けるべきでしょうか。あなたは主を憎む者たちを愛してよいのでしょうか。これによって、あなたの上に、主の前から怒りが下ります。しかし、あなたには、良いことも幾つか見られます。あなたはこの地からアシェラ像を除き去り、心を定めて常に神を求めて来られました。」(19) 
モアブ、アンモン、エドム人の侵略、ヨシャパテの祈り、「よく聞きなさい。主はあなたがたにこう仰せられます。『あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。』」 
晩年イスラエルの王、アハザヤとの同盟(20)  
D. ヨシャパテの長子ヨラム、王位を継ぎ、アハブの家の者がしたように、イスラエルの王たちの道に歩む。アハブの娘が彼の妻であったためにその影響を受け、主の目の前に悪を行なう。(21-22 )
E.  ヨアシュ七歳で王となり、エルサレムで四十年間、王位。(23-24)
ヨアシュは、祭司エホヤダの生きている間は、主の目にかなうことを行なった。エホヤダが死んで後、ヨアシュ王は、ゼカリヤの父エホヤダが自分に尽くしてくれたまことを心に留めず、かえってその子を殺した。このため、主が、非常に大きな軍勢をアラムの手に渡され、ヨアシュは謀反によって家来たちに病床で殺される。
F.  アマザヤ、ウジヤ、ヨタムの治世(25-27) 
アマザヤ、25歳で王となり29年間王位に就く(25)
ウジヤ、アマザヤの後16歳で王位を継ぐ、彼が主を求めていた間、神は彼を栄えさせた。彼が強くなると、彼の心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。主が彼を打たれ、その子ヨタムが王宮を管理し、王位を継ぐ(26)
ヨタムは、二十五歳で王となり、エルサレムで十六年間、王であった。(27)
G.   アハズの悪政、二十歳で王位を継ぎ、十六年の治世にユダ王国の滅亡を決定的にする。イスラエルの王たちの道に歩み、またもろもろのバアルのために鋳た像を造りベンヒンノムの谷で香をたき、その子らを火に焼いて供え物とするなど、主がイスラエルの人々の前から追い払われた異邦人の憎むべき行いにならう。(28 )      
H.  ヒゼキヤの治世、 (29-32 )
ヒゼキヤは二十五歳で王となり、エルサレムで二十九年間、王であった。レビ人の祭司職を復活させ、神殿を清め、律法に定められた祭りを行う、過ぎ越しの祭りの回復、(29-30) 
ヒゼキヤの改革、(31)アッシリアの王センナケブリの侵攻、アッシリア軍、ひとりの御使いによって18万5千の軍の主力が滅ぼされる、ヒゼキヤの病と祈り、ヒゼキヤの驕り、(32) 
I.   マナセの悪政と改心、アモン2年間の王位 (33 )
マナセの悪政、12歳で王位に就き、55年間の治世、ベン・ヒノムの谷で子を火に焼き、卜占をし、まじないをし、呪術を行ない、霊媒や口寄せをして、主の目の前に悪を行ない、主の怒りを引き起こした。さらに、彼は自分が造った偶像の彫像を神の宮に安置した。主はアッシリヤの王の配下にある将軍たちを彼らのところに連れて来られた。彼らはマナセを鉤で捕え、青銅の足かせにつないで、バビロンへ引いて行った。 しかし、悩みを身に受けたとき、彼はその神、主に嘆願し、その父祖の神の前に大いにへりくだって、神に祈ったので、神は彼の願いを聞き入れ、その切なる求めを聞いて、彼をエルサレムの彼の王国に戻された。こうして、マナセは、主こそ神であることを知った。その子アモンが22歳で王となり2年間、王位
J.   ヨシアの善政、宮の修復、モーセの律法を発見、過ぎ越しの祭りの回復する。メギドにてカルケミッシュへ戦いに向かうエジプトの王に戦いを挑み、戦死する。(34-35 )

Ⅴ. 神殿の崩壊(36)  

A.   エホアハズ、エホヤキム、エホヤキン      
B.   エルサレムの滅亡、最後の王ゼデキア

鍵となる節

  • 「 さて、ソロモンは主の名のための宮と自分の王国のための宮殿とを建てようと考えた。」(第二歴代誌2章1)
  • 「すると、主が夜ソロモンに現われ、彼に仰せられた。「わたしはあなたの祈りを聞いた。また、わたしのために、この所をいけにえをささげる宮として選んだ。」(第二歴代誌7章12)
  • 「そこで、彼はアサの前に出て行き、彼に言った。『アサおよび、すべてユダとベニヤミンの人々よ。私の言うことを聞きなさい。あなたがたが主とともにいる間は、主はあなたがたとともにおられます。もし、あなたがたがこの方を求めるなら、あなたがたにご自身を示してくださいます。もし、あなたがたがこの方を捨て去るなら、この方はあなたがたを捨ててしまわれます。』」 (第二歴代誌15章2)
  • 「ヨシャパテは、主の宮にある新しい庭の前で、ユダとエルサレムの集団の中に立って、
    『私たちの父祖の神、主よ。あなたは天におられる神であり、また、あなたはすべての異邦の王国を支配なさる方ではありませんか。あなたの御手には力があり、勢いがあります。だれも、あなたと対抗してもちこたえうる者はありません。』」(第二歴代誌20章5-6)
  • 「彼らの父祖の神、主は、彼らのもとに、使者たちを遣わし、早くからしきりに使いを遣わされた。それは、ご自分の民と、ご自分の御住まいをあわれまれたからである。
    ところが、彼らは神の使者たちを笑いものにし、そのみことばを侮り、その預言者たちをばかにしたので、ついに、主の激しい憤りが、その民に対して積み重ねられ、もはや、いやされることがないまでになった。」(第二歴代誌36章15-16)


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