Welcome to Calvary Chapel-Japanese Fellowship

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旧約聖書

申命記の学び


背景



申命記の元々の意味は、旧約ギリシヤ語70人訳の英語訳によれば、「2番目の律法」となっていますが、旧約ヘブル語からの直訳によれば、「律法の解説」すなわち、モーセがシナイ山に登り神から与えられた律法の詳細な説明という意味になります。 

エジプトから引き出され、約束の地へ向かったモーセとイスラエルの民は、(ホレブの山からカデシュバルネヤを過ぎてセイル(ピスガ)の山まで11日の道のりを、余分に38年間も荒野をさまよい、合計40年を経て)、ヨルダン川の東にあるモアブの地に着きました。ここでモーセは、120年の生涯の最後の約一ヵ月半の期間、イスラエルの民に主がモーセに語られたことばを詳しく説明します。シナイ山で主が命じられた律法、戒め、を詳細に説明し、それに聞き、守り、行なうこと、神が示された真理に心を留め、それを子孫にまで伝え、彼らが神により頼み、行い、祝福を受けるようにと勧めています。これが申命記の概要です。

その戒めは、これまで出エジプト記、レビ記、民数記で語られてきたこととかなり重複しますが、申命記での特徴は、主がイスラエルを愛し、またイスラエルが主を心を尽くして愛するという、愛の関係について語られていることです。「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」という有名な御言葉は、申命記6章5節のことばです。また、「主は地のおもてのすべての民のうちからあなたを選んで、自分の宝の民とされた」とも書かれています。


概要

神の真実さに心を留めるためにモーセがイスラエルの民への戒めとして語ったこと。(1-4)

神に結ばれていることが、約束を信じることも、聖めのことも、この世における歩みにおいても、すべての前提になっています。この本質的なことを、モーセは自分が死ぬ直前にイスラエルの人たちに教えています。

  1. 1章 モーセの生涯の総決算、イスラエルの民へ宛てた最後のメッセージ。エジプトを出て40年間の荒野の旅の総まとめ。神の言われる道、そのときに、神が約束される道へすすむこと、前進の大切さ
  2. 2章 あなたの神、主は、あなたのしたすべてのことを祝福し、あなたの、この広大な荒野の旅を見守ってくださったのだ。あなたの神、主は、この四十年の間あなたとともにおられ、あなたは、何一つ欠けたものはなかった。
  3. 3章 主はバシャンの王オグと、そのすべての民を、イスラエルの手に渡された。主はあなたがたのゆえにわたしを怒り、モーセがヨルダン川を渡る願いを聞かれなかった。
  4. 4章 神に対する従順と、信仰による祝福、不従順と不信仰の警告。われわれの神、主は、われわれが呼び求める時、つねにわれわれに近くおられる。いずれの大いなる国民に、このように近くおる神があるであろうか。神の御声え、言葉を聞くこと。(イメージではなく)契約の神、あなたの神、主は焼きつくす火、ねたむ神である。   
    1対1、丁度夫と妻のような関係


 

神の律法(十戒)の再確認(5章-8章)

  1. 5章 神の律法(十戒)。神との契約を聞いて学び、守り、行うことの大切さ。(関係を結ばれる神)贖われたイスラエルの民が祝福を受けるために。 個人的に語られた神
  2. 6章 啓示された真理の継続。心に留め、これを子孫に伝えなさい。聞け!イスラエル 主は私たちの神。主はただひとりである。心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。 
  3. 7章 神との交わりから離れ、自分の力、能力によって祝福がもたらされると思うことへの警告。神の一方的な選び。七つの異邦の民を、あなたの前から追い払われる。 あなたは彼らを聖絶しなければならない。
  4. 8章 荒野での訓練。完全な神への委ね。あなたの心のうちにあるものを知るため、さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。(主なる神により頼む必要を知ることができる。)主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。


 

神の愛、従順の大切さ(9章-11章)

  1. 9章 あなたの神主は焼き尽くす火であってあなたの前を進まれる。イスラエルの民の独善への警告。神が契約を守られるために、イスラエルの民が器として使われるために。
  2. 10章 うなじの強いイスラエルの民にも拘わらず、神ご自身のご性質によって。執り成しの本質
    主を畏れ、主のわざによって、主が求めておられること
  3. 11章 自分自身の努力によって結果をうけとることと神の業に委ね霊の実を結ぶことの違い。契約に従順であることと不従順。祝福と呪い。旧い契約-石の板に書かれた神の言葉、新しい契約―心の板に書かれた神の言葉であるイエス

     
    5章から11章までは、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」という命令にあるように、主と私たちとの間の、愛の契約について書かれています。

5章から実際に、十戒から始まり、主を恐れて、みことばをしっかりと刻み込み、守り行うようにという命令があり、6章では啓示された神の言葉を自分たちの心に刻むだけでなくそれを子孫に伝えること、7章では7つの異邦の民をことごとく滅ぼし、彼らと婚姻関係を結んではいけないという戒めなどが述べられ、祝福がもたらされるとき、それが自分の力、能力によるものだと思うことに対する警告が与えられています。8章では荒野での旅が、人々が自分の心のうちにあるものを知り、完全に神により頼むことを学ぶためのものであったこと、9章では、神が民の前をすすまれること、イスラエルの民が選ばれたのは、彼らが正しいからでもなく、従順だったからでもなく、彼らが神の器として用いられるためであったということ、10章では神ご自身の契約によって、彼らが心に割礼を行い主を恐れ、そのすべての道に歩んで、彼を愛し、心をつくし、精神をつくしてあなたの神、主に仕える深い関係を持つ民となることを神が望んでおられること、11章では民が契約を守り、神の言葉に従順になって祝福をうけることが述べられています。


イスラエルの民が神の律法を具体的に守るための戒め(12章-26章)

  1. 12章 あなたがたは、私たちがきょう、ここでしているようにしてはならない。おのおのが自分の正しいと見ることを何でもしている。あなたがたの神、主が、御名を住まわせるために選ぶ場所へ、私があなたがたに命じるすべての物を持って行かなければならない。礼拝の場所、偶像をつくることの危険  
  2. 13章 偶像への警告 12章は、自分たちの周りにある偶像の粉砕を命じられていましたが、今度は自分たちの中で、偶像へとさそい込む悪が出てきたときの対処が語られています。人の愛によって、神の愛から離れてはいけない。わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。また、わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。
  3. 14章 主の聖なる民(神が契約を結ばれる民、神のものとされた民)。愛されている子らしく、神にならう者となること。清い食べ物、汚れた食べ物。収穫の10分の1
  4. 15章 7年目の負債の免除、奴隷の解放
  5. 16章 例祭において、、おのおのの力に応じ主の前に喜び楽しんで捧げる、神はイメージを憎まれる
  6. 17章 偶像礼拝を除く、正義について、正しい裁き、神によって立てられる裁き司、王に対する律法
  7. 18章 祭司の奉仕と、祭司に対する民のささげ物、主の忌み嫌う異邦のn占い、まじないなどに伺いをたてることの禁止、神の言葉による預言者、モーセのようなひとりの預言者
  8. 19章 訴えられる者の逃れの町、社会の秩序、人の怒りは神の義を実現しない。偽証の罪、裁きにおける制裁の原則
  9. 20章 敵との戦い、戦いにおける士気、心から進んで行う者が神の国に相応しい、実を結ぶ木
  10. 21章 人の命と権利、律法ののろい、木にかけられる者はすべてのろわれた者である、
  11. 22章 隣人、神の与えられている秩序、男女の性的関係は結婚を意味する、姦淫、強姦、不品行
  12. 23章 主の集会(例祭)、イスラエルの民が聖なる民として保たれること、弱い立場の人々への慈れみ
  13. 24章 離婚について(離縁状)、弱い立場の人々への慈れみ(続き)、おのおの自分の罪ゆえに、 
  14. 25章 公正な裁き、脱穀をしている牛にくつこを掛けてはならない。イスラエルの名(子孫を残すこと)、正しい量り、アマレク人を滅ぼす命令
  15. 26章 神の宝の民、祝福の神を知り、主の御言を聞き、それに従うこと

12章から26章までは、律法の一般原則を貫くために、具体的にどのような生活をしていかなければいけないか、その細部について書かれています。
主を愛し、心を尽くして愛するためにはどういうことをしなければならないかについて、具体的なことが26章まで続きます。


 

神の祝福と呪いの再確認(27章-30章)

  1. 27章  石の上に書き記された御言葉
  2. 28章  イスラエルの民が、国民としてどのような道をたどることになるのか、その長期的な視野に立った、神ののろいと祝福についての宣言、のろい、祝福、
  3. 29章 主が悟る心を与えてくださらなければ、見ても見えず、聞いても聞くことが出来ない。今日という日に結ばれる契約、律法ののろい、主から心が離れるとき、自分自身に対する欺き、神が啓示されたことをそのまま従順に受け入れる
  4. 30章 のろいが成就した後でも主に立ち返るなら、御言葉は近くにある、いのちと死・幸いと災い・祝福とのろい、二つに一つの選択、 

27章から30章までは、モーセが、イスラエルの民に、彼らが国民としてこれからどのような道をたどることになるのか、その長期的な視野に立った、神ののろいと祝福についての宣言がされています。 


 

モーセの最後、モーセのイスラエルの民に対する詩に託した預言と祝福(31章-34章)

  1. 31章 律法を与えたモーセから、約束の地で民を導く指導者ヨシュアへ、レビの子孫と長老たちに、律法の朗読、歌によるあかし、神はすでに民が心に思いはかっていることを知っておられる、天と地によるあかし。
  2. 32章 後代のイスラエルの民がモーセの歌を代々詠うことによって、彼らに起こることが神の言われるとうりであること、神が生きておられることを気付くために詠んだ歌、神がご自分のひとみのように守られる民、肥え太ったエシュルン、御顔を背けられる神、神の怒りと裁き、神でないもので神のねたみをひき起こし、民ではないもの(異邦人)によって民のねたみをひき起こさせる、遠い日の地の回復、民へのあわれみ、モーセの最後、約束の地を望み見て、
  3. 33章 モーセが死ぬ間際にイスラエルの民を祝福したことば、神が王となられる民、  
  4. 34章 死に際に、ネボ山から約束の地をのぞみ見る、イスラエルの民モーセの死を悼み喪に服す、

31章から申命記の最後、34章まではモーセの最後、モーセのイスラエルの民に対する詩に託した預言、ヨシュアがモーセの後継者としてイスラエルの民を指導し、導いてゆくことが述べられています。


鍵となる節

  • あなたがたに先立って行かれるあなたがたの神、主が、エジプトにおいて、あなたがたの目の前で、あなたがたのためにしてくださったそのとおりに、あなたがたのために戦われるのだ。
    また、荒野では、あなたがたがこの所に来るまでの、全道中、人がその子を抱くように、あなたの神、主が、あなたを抱かれたのを見ているのだ。
    このようなことによってもまだ、あなたがたはあなたがたの神、主を信じていない。(申命記1章30-32節)
  • きょう、あなたは、上は天、下は地において、主だけが神であり、ほかに神はないことを知り、心に留めなさい。
    きょう、私が命じておいた主のおきてと命令とを守りなさい。あなたも、あなたの後の子孫も、しあわせになり、あなたの神、主が永久にあなたに与えようとしておられる地で、あなたが長く生き続けるためである。(申命記4:39、40)
  • 聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。
    心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
    私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。(申命記6章4-6節)
  • あなたはあなたの神、主を愛し、いつも、主の戒めと、おきてと、定めと、命令とを守りなさい。(申命記11章1節)
  • あなたがたは、私たちがきょう、ここでしているようにしてはならない。おのおのが自分の正しいと見ることを何でもしている。(申命記12章8節)
  • わたしは彼らの同胞のうちから、彼らのためにあなたのようなひとりの預言者を起こそう。わたしは彼の口にわたしのことばを授けよう。彼は、わたしが命じることをみな、彼らに告げる。(申命記18章18節)
  • 私は、きょう、あなたがたに対して天と地とを、証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、
    あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためだ。確かに主はあなたのいのちであり、あなたは主が、あなたの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われた地で、長く生きて住む。(申命記30章19,20節)


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