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旧約聖書

第一サムエル記


背景

サムエル記は、ヘブル語の聖書ではもともと一つの書物として読まれていました。旧約聖書のギリシア語70人訳では、イスラエル最後の裁き司サムエルから、イスラエル統一王国の最初の王サウルの死までと、ダビデが王位を確立し、ソロモンが王位を継承するまでを二つに分けるようになりました。


この第一サムエル記はイスラエルが神を王とし、裁き司によって治められる神政王国から、王によって国が治められる王権国家に移行してゆく時代、紀元前1100年頃から970年頃の時代のイスラエルの歴史を時代背景とし、約130年の期間の歴史が描かれています。


ここでは、前半がイスラエルの師士、預言者として、生涯イスラエルの民の裁き司としてたてられるサムエルの母ハンナの記述からはじまり、サムエルの生まれと生い立ち、イスラエルに主の宮、契約の箱のあったシロで祭司となるために捧げられ成長し、混乱と道徳的退廃にあったイスラエルの民を悔い改めと主に立ち返ること促し、イスラエルを導くことがえがかれています。そして、後半では民が他の国々のように王を求めたことにたいし、サムエルがサウロに油を注ぎ王とすることが描かれ、サウロが神の意から離れ、かわりに神の選ばれるダビデに油が注がれ、サウロとダビデの確執のうちに、サウロの軍はペリシテ人の軍との戦いに敗れ、サウロが死ぬまでがえがかれています。


概要

神がサムエルを預言者、民の裁き司としてイスラエルの民のためにたてられる (1-7)

  1. サムエルの召命 (1-3) 生ける神との愛の関係から離れ、霊的な堕落に陥ったイスラエルは師士の時代、常に敵に圧迫され敵に支配されるという繰り返しをしました。さらに、祭司たちが堕落し、シロに置かれた契約の箱、神の宮でも祭司が神への捧げ物を冒涜するという状態でした。このために、神はうまずめの女ハンナの信仰をとおしてサムエルを民のためにたてられ、祭司エリの家族が断たれる宣告がなされます。(1 Samuel 1-2). そして、サムエルは神の預言者、さばき司としての召命を受けます。 (1 Samuel 3)  
  2.  イスラエルの裁き司として (4-7)
    エベネゼルの陣において、イスラエルの民はペリシテ人の軍に破られ、祭司エリの家系が滅び (1Samuel 4) 神の契約の箱が敵に奪われた後で、全能の神の力が敵の地でもあらわれ、ペリシテ人が町々で懲らしめに会い、サムエルの祈りとともに敵からの圧迫にたいして勝利がもたらされ (1 Samuel 5-7:14); サムエルが生涯イスラエルのさばき司としてイスラエルを治める (1Sa 7:15-17)

人々の要求に対する神の応え、最初の王が立てられる (8-15)

  1. イスラエルの民が王を求める (8-12) 人々がサムエルに、イスラエルも他の国々のように王を求めたとき、その求めに応じて、サウロに油を注ぎ王としてサウロを任命する。サウロの王政を確立する。 (1 Samuel 8-12)
  2. 神によってサウロの王権は剥奪される (13-15). ペリシテ人との戦い、ヨナタンの活躍、アマレク人との戦い、サウロの不従順と王権の剥奪 (1 Samuel 13-15)
         

神は王を選ばれるとき、人が見るようには見ない。人はうわべを見るが、主は心を見て選ばれる (16-31)

  1. 若き羊飼いダビデがサムエルによって油を注がれる (16)
  2. ダビデ、ペリシテ人との決戦で巨人ゴリアテを倒す (17)
  3. ヨナタン、ダビデが神によって選ばれたことを認める(18-19)
  4. イスラエルの王位を保つために、ソウル、ダビデを滅ぼそうと付
    け狙う (20-31)

鍵となる節

  • その時サムエルはイスラエルの全家に告げていった、「もし、あなたがたが一心に主に立ち返るのであれば、ほかの神々とアシタロテを、あなたがたのうちから捨て去り、心を主に向け、主にのみ仕えなければならない。そうすれば、主はあなたがたをペリシテびとの手から救い出されるであろう」。(第一サムエル記7章3節)
  • その時サムエルは一つの石をとってミヅパとエシャナの間にすえ、「主は今に至るまでわれわれを助けられた」と言って、その名をエベネゼルと名づけた。(第一サムエル記7章12節)
  • 主はサムエルに言われた、「彼らの声に聞き従い、彼らのために王を立てよ」。サムエルはイスラエルの人々に言った、「あなたがたは、めいめいその町に帰りなさい」。(第一サムエル記8章22節)
    ‐その時、主の霊があなたの上にもはげしく下って、あなたは彼らと一緒に預言し、変って新しい人となるでしょう。(第一サムエル記10章6節)
  • ある日、サウルの子ヨナタンは、その武器を執る若者に「さあ、われわれは向こう側の、ペリシテびとの先陣へ渡って行こう」と言った。(第一サムエル記14章1節)
  • サムエルは言った、/「主はそのみ言葉に聞き従う事を喜ばれるように、/燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか。見よ、従うことは犠牲にまさり、/聞くことは雄羊の脂肪にまさる。
    そむくことは占いの罪に等しく、/強情は偶像礼拝の罪に等しいからである。あなたが主のことばを捨てたので、/主もまたあなたを捨てて、王の位から退けられた」。(第一サムエル15章22節)
  • しかし主はサムエルに言われた、「顔かたちや身のたけを見てはならない。わたしはすでにその人を捨てた。わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔かたちを見、主は心を見る」。(第一サムエル記16章7節)

旧約聖書


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