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旧約聖書

ダニエル書の学び


背景

ダニエル書は、ダニエルによって紀元前530年頃に記されました。
ダニエル書に記されている預言があまりにも正確に歴史上実現しているために、述べられている多くの預言が歴史的に実現した時代の後、紀元前165年頃マカベヤの時代、ダニエルの名で他の作者によって編纂されたのだという聖書に批判的な神学者たちの説が存在します。しかし、下記のいくつかの理由からも、この説が根拠を欠くものであり、ダニエル書がユダ王国から第一次バビロニアへ捕囚となった貴族のうちの一人ダニエルによって記されたことは明らかです。
(1)ダニエル書は一貫して同一の著者ダニエルによって記されていることが記述のなかに述べられている。
(2)イエスご自身がダニエル書の主要な預言(9章27、11章31、12章5)がダニエルによって述べられたものであることを言及されている。この主要な預言の箇所が批判と議論の対象となっている。
(3)ダニエル書の作者がダニエルであることに批判的な神学者の大半がエゼキエル書の作者がエゼキエルであることに同意しているが、そのエゼキエル書のなかで三度、ダニエルがユダ王国から捕囚になった人々にもダニエルが神に愛されている信仰者であることを認める言及がされている。
(4)紀元前6世紀に編纂されたタルムードの文献にもダニエル書がダニエルによって記されたことが言及されている。
(5)ダニエル書の言語用法を詳しく調べると紀元前2世紀頃のマカベアの時代ではなく、それより古い時代の言語用法であることがわかる。
(6)批判的リベラルな神学者たちがダニエル書がダニエル自身が作者ではないとする根拠は、記述されている預言が歴史的事実とあまりにも整合しているため、詳細な歴史を一人の作者が予知することは無理であるということに依っている。しかしこれは、まさに聖書のことばのすべてが神の霊感によって書かれているという正典の拠り所を逆に証明している。
(7)ダニエル書の批判のほとんどすべてが批判についての論拠となるものが批判のための批判にすぎない。           

ダニエルは、エレミアやエゼキエルと同時代、エレミアやエゼキエルの後もペルシャ帝国の時代までの期間に神のことばを預言しました。

ユダ王国エホヤキムが王であったとき紀元前605年ネブカデネザルの率いるバビロニア軍によってエルサレムが侵略され、このとき十代であったダニエルも他の王族、貴族たちと共にバビロニア帝国に捕囚の身となりました。この紀元前605年からバビロニア帝国が滅びミードペルシア帝国の時代に至る紀元前530年頃に至るまで、ダニエルはバビロニア帝国ネブカデネザル、ベルシアザル、ミード国ダリオス、ペルシア帝国クロスなどの異邦の王たちに仕え、政治の中枢にあって異邦の時代とメシアの預言を述べています。

ダニエルの預言、夢や幻の解釈は直接的には当時の帝国を支配する王たちにたいしてなされていますが、これらの解釈はユダ王国の滅亡からユダヤ人のエルサレム帰還までの期間にダニエルに啓示された事柄が述べられ、ことに王国の回復の預言、さらに、イスラエルの神に信頼するときどのような状況のなかにあっても神が真実であるというメッセージは捕囚となったイスラエルの民に対する大きな慰めと励ましとなりました。
ダニエル書の異邦の国々の預言、イスラエルに関わる終わりの日の幻に啓示されているのは世界に起こる人類の様々な出来事、歴史には神が支配されご計画されている歴史のゴールが示されています。


概要

I. バビロニア帝国の宮廷におけるダニエルと三人の少年たちの歴史(1章)                  

A. ダニエルの捕囚の背景( 1:1-7)           
B. ダニエルと三人の少年の神への献身にたいする試練(1:8-16)
C. 神からのダニエル、ハナニヤ、ミシャエル、アザリヤへの祝福(1: 17-21)

II. 異邦の国々の歴史と預言(2-7)

A. ネブカデネザル王の夢とその解釈(2章)
B. 神からの啓示に反抗し、金の像を建てるネブカデネザル(3章) 
C. 永遠の神の支配を告白するネブカデネザル(4章)
D. ベルシャザルの酒宴の席で壁にあらわれた王国の滅亡を告げる手の指(5章)
E. 獅子の穴に投げ込まれるダニエルと神の守り(6章)

III. イスラエルと異邦の国々に関わる幻ユダ王国の周辺諸国にたいする裁きの預言(7章-12章)  

A. 四匹の獣の幻と将来世界の歴史と結末(7章)
B. ダニエルの見た雄羊と二本の角、雄山羊と四本の角の幻、その解釈(8章)
C. ダニエルが大天使によって示された七十週の幻(9章)
D.ダニエルが見た異邦人の終わりのときとイスラエルに関わる栄光に満ちた幻(10章-12章) 


鍵となる聖句: 「 そのしるしのなんと偉大なことよ。その奇蹟のなんと力強いことよ。その国は永遠にわたる国、その主権は代々限りなく続く。」(ダニエル書4章3)


主題: 神は、異邦の世界でさえもそのご計画のなかに支配され、栄光に満ちた神の国を必ず実現される。


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