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旧約聖書

エズラ記の学び


背景

エズラ記は、その著者が誰であるかは明記されていませんが、ヘブル人の古い文献タルムードによれば、エズラがネヘミア記、および歴代誌をバビロニアの捕囚から帰還後に編纂したとされています。   

現代の神学者たちの意見も、エズラが当時残されていたイスラエル民族の記録、系図、人々の記憶、エズラ個人の研究文献などをもとに記述されているということに見解が一致しています。最初のラテン語訳聖書は、エズラ記とネヘミア記は、第一、第二エズラとして記されています。

エズラ記における主要な登場人物がエズラであることからも、エズラがエズラ記の編者であるということを裏付けています。とくに、エズラは1章から10章の記述、およびネヘミア記の8章から10章の記述では、一人称で記述が描写されています。
            
エズラ記の記録が明らかにイスラエルの民のバビロン捕囚からの帰還後であり、エズラとネヘミアがネヘミア記8章2節に記述されているように、同世代の人物であるとすれば、この時代の世界帝国を支配する王は、ペルシアのアルタシャスタ・ロンジャマナスⅠ世(紀元前464年-423年)および、ダレイオスⅡ世(紀元前423年-403年)であり、エズラは紀元前458年以降、ネヘミアは紀元前445年後にエルサレムに帰還し、ネヘミアは、アルタシャスタ王の治世32年(紀元前433年)に再度ペルシアへ戻っていることから、エズラはこの年紀元前433年以降に記述の編纂を完了させたのではないかと推定されています。(紀元前458年―433年)

歴史的にはエズラ記は歴代誌の最後の章の最後と全く同じ文章が最初の部分に記述されており、ヘブル人がバビロニア捕囚から帰還し、完全に崩壊された神殿を再建することに記述の中心がおかれています。

このエズラ記の記述は、霊的な観点からは、預言された、七十年間の捕囚の期間の後に実際にイスラエルの民がエルサレムへの帰還を許され、神の約束が誤りのないものであることが示されてています。このエズラ記は、エルサレムに帰還したイスラエルの民の残りの人々が再び、エズラおよびゼルバベルの指導的役割によって、霊的、道徳的、社会的な回復をしてゆくことがテーマとなっています。


概要

エズラ記は、大別すると二つのセクションに分かれています。最初の部分は、エルサレムに帰還したイスラエルの民が祭司ゼルババルとヨシアを中心に神殿の再建と回復をする部分が1章から6章の間に記述され、後半の部分7章から10章ではエズラを中心に民のあいだに改革が行われることが記述されています。神殿の再建がされた後、エズラを中心としたイスラエルの民のエルサレムへの帰還のあいだには、六十年の時間的なギヤップ(紀元前515年-458年)があります。

I. ユダヤ人のエルサレム帰還と神殿の再建、背後にある神の配慮。(1-6 ) 

A. ペルシャの王クロスがイスラエルの民に帰還を許す勅令をあたえる。( 1-2 )
B. ゼルバベルを中心に、イスラエルの民の残りの者たちが、エルサレムに神殿再建の基礎を据える。(3-4)
C. ハガイ、ゼカリアなどの預言者たちのミニストリー、神殿再建を認める勅令がペルシアの王から再び出され、神殿再建が完成する。(5-6) 

II. ユダヤ人の信仰生活の改革(7-10)

A. アルタシャスタ王の治世、エズラに率いられる残りのユダヤ人のエルサレム帰還(7)       
B. 帰還の旅の無事を祈る祈り(8)
C. 異国人との結婚とエズラの神へのとりなし(9)
D. 帰還の民の悔い改めと改革(10)


鍵となる節

  • 「 あなたがた、すべて主の民に属する者はだれでも、その神がその者とともにおられるように。その者はユダにあるエルサレムに上り、イスラエルの神、主の宮を建てるようにせよ。この方はエルサレムにおられる神である。」(エズラ1章3)
  • 「彼らがエルサレムにある神の宮のところに着いた翌年の第二の月に、シェアルティエルの子ゼルバベルと、エホツァダクの子ヨシュアと、その他の兄弟たちの祭司とレビ人たち、および捕囚からエルサレムに帰って来たすべての人々は、主の宮の工事を指揮するために二十歳以上のレビ人を立てて工事を始めた。」(エズラ3章8)
  • 「その地の民は、建てさせまいとして、ユダの民の気力を失わせ、彼らをおどした。
    さらに、議官を買収して彼らに反対させ、この計画を打ちこわそうとした。このことはペルシヤの王クロスの時代からペルシヤの王ダリヨスの治世の時まで続いた。」 (エズラ4章5)
  • 「さて、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの、ふたりの預言者は、ユダとエルサレムにいるユダヤ人に、彼らとともにおられるイスラエルの神の名によって預言した。
    そこで、シェアルティエルの子ゼルバベルと、エホツァダクの子ヨシュアは立ち上がり、エルサレムにある神の宮を建て始めた。神の預言者たちも彼らといっしょにいて、彼らを助けた。」(エズラ5章1-2)
  • 「ユダヤ人の長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言によって、これを建てて成功した。彼らはイスラエルの神の命令により、また、クロスと、ダリヨスと、ペルシヤの王アルタシャスタの命令によって、これを建て終えた。
    こうして、この宮はダリヨス王の治世の第六年、アダルの月の三日に完成した。」 (エズラ6章14-15)
  • 「これらの出来事の後、ペルシヤの王アルタシャスタの治世に、エズラという人がいた。
    すなわち、彼は第一の月の一日にバビロンを出発して、第五の月の一日にエルサレムに着いた。彼の神の恵みの御手が確かに彼の上にあった。
    エズラは、主の律法を調べ、これを実行し、イスラエルでおきてと定めを教えようとして、心を定めていたからである。」(エズラ7章1、9-10)
  • 「 私たちはエルサレムに行こうと、第一の月の十二日にアハワ川を出発した。私たちの神の御手が私たちの上にあって、その道中、敵の手、待ち伏せする者の手から、私たちを救い出してくださった。」(エズラ8章31)
  • 「今、私たちは、私たちの神に契約を結び、主の勧告と、私たちの神の命令を恐れる人々の勧告に従って、これらの妻たちと、その子どもたちをみな、追い出しましょう。律法に従ってこれを行ないましょう。
    立ち上がってください。このことはあなたの肩にかかっています。私たちはあなたに協力します。勇気を出して、実行してください。」
    そこで、エズラは立ち上がり、祭司や、レビ人や、全イスラエルのつかさたちに、この提案を実行するように誓わせたので、彼らは誓った。」(エズラ10章3-5)


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