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旧約聖書

民数記の学び


背景



原典からの最も古い写本の一つ、ヘブル語のマソラ写本では、「荒野にて」という意味のヴァイェダバル(וידבר)という言葉から, この民数記の記述がはじめられています。紀元前3世紀以降に訳されたギリシヤ語70人訳では、民の数を数える記述という意味の言葉ギリシヤ語のアピスマイ (Ἀριθμοί, Numeri, lxx, Vulg.)からはじめられていることからこの書物には民数記という表題が付けられています。

この民数記は、これらの表題が示唆しているように、イスラエルの民がモーセに率いられて40年近く荒野を旅し、本来なら2年の期間で旅を終え、神の約束の地に入るべきところを、不信仰と不従順のゆえに38年余を余計に荒野にさまよい、その間のイスラエルの民の数を再度数えることとなったことの詳細が記述されています。

申命記1章2節の記述の中でも説明があるように、民がモーセをとおして律法を与えられたホレブから約束の地までは、直線距離にして11日間の道のりであったのに、40年の期間、イスラエルの民が荒野をさまよい続けた記録をみるとき、信仰と従順によって、束縛から解放され、神の約束される安住の場所へ行き着くことの大切さを、知ることができます。

このことは、わたしたちにも信仰生活において、神の言葉に信頼する信仰と従順の大切さ、不信仰と不従順がもたらす結果の悲惨さについての警告ともなっています。

このように、民数記は神の約束に対する中途半端な信仰がもたらす結果について描かれていますが、同時にそのような不信仰な民に対する恵みと神の真実をみることができます。

民数記は、大きく4つの部分に分かれます。一つ目は、1章から10章までです。この部分では、神がイスラエルの民に与えられる新しい方向と希望がのべられています。二つ目の11章から14章の部分では、シナイ山からカデシュ・バルネアまでのイスラエルの旅について描かれています。カデシュ・バルネアは、約束の地の入り口であった場所です。この道のりは11日間だったのですが、イスラエルは罪を犯して、40年間、荒野を放浪するさばきが与えられました。民数記の三つ目の部分は、15章から25章までです。ここでは、この荒野での流浪の旅での神の民に対する訓練と神の変らない約束について描かれています。この間に、イスラエルの成人が、ヨシュアとカレブを除き、みな死に絶えました。そして、残された新しい世代のイスラエル人が、カデシュ・バルネアから約束の地に向かって、ヨルダン川の東を通って旅をします。この部分が四つ目です。26章から36章までとなります。

概要

神から与えられるあたらしい方向と希望(民数記 1章-10章)

  1. イスラエルの民の各部族とその人数、幕屋を中心にした各部族の位置、レビ族の役割と奉仕 (民数記 1章-4章)
  2. 罪からの清め、全き献身、御名による祝福 (民数記 5章-6章).
  3. 主への奉献、行進の順序、レビ族への割り当て、献身、燭台、 (民数記 7章-9章)
  4. 約束の地へ向けて、過ぎ越しの祭りといけにえについて、主の導き、夜は火の柱、昼は雲が民を導く、宿営の合図、ラッパ、 (民数記 9章-10章)


 

不信仰による、神の約束からの別離。(民数記 11章-14章)

  1. 神の備えに対する民の不平、アロンとミリアムのモーセに対する嫉妬(民数記 11章-12章)
  2. 各部族からカナンの地への偵察へ、神の約束に対する不信仰、カデシ・バルネヤにて (民数記13章-14章)


 

神の変ることのない約束と神の訓練 (民数記15章-25章)

  1. 約束の地へ入るときの希望、神の約束への従順な信頼 (民数記 15章)
  2. コラ、ダタンの背きとその結果、アロンの杖といのちの実、赤い牝牛による清め (民数記 16章-19章)
  3. メリバの水、モーセとアロンの過ち、アロンの死 (民数記 20章)
  4. 民の罪にも拘わらず、神の真実さによる民の前進、炎の蛇と上げられた青銅の蛇、イスラエルの民、アモリ人の王シホンをヨルダン川の東岸にて打ち破る(民数記 21章)
  5. モアブの野で、バラムの託宣とバラクへの助言 (民数記 22-25章)


 

新しい世代への準備 (民数記 26章-36章)

  1. 新しい世代の人口登録 (民数記 26章)
  2. 約束の地で民のなすべきこと、相続地の割り当て、春の祭り、秋の祭りの例祭、これから起こる事について、ルベン、ガド族の申し出(自分の願い)、共同体全体への影響(罪は必ず身に及ぶ)
    33章 イスラエルの民の旅路の行程、カナン人を聖絶し偶像を粉砕すること
    34章 約束の地の領域とイスラエルの各部族への割り当てと境界
    35章 レビ人への嗣業、逃れの町
    36章 ゼロペハデの娘たちへの相続
    (民数記 27章-36章)


鍵となる節

  • ついで主はモーセに告げて仰せられた。
    「アロンとその子らに告げて言え。あなたがたはイスラエル人をこのように祝福して言いなさい。
     『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
     主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
     主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
    彼らがわたしの名でイスラエル人のために祈るなら、わたしは彼らを祝福しよう。」(民数記6章22-27節)
  • エジプトとこの荒野で、わたしの栄光とわたしの行なったしるしを見ながら、このように十度もわたしを試みて、わたしの声に聞き従わなかった者たちは、みな、
    わたしが彼らの先祖たちに誓った地を見ることがない。わたしを侮った者も、みなそれを見ることがない。(民数記14章22-23節)


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