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旧約聖書

レビ記の学び


背景



レビ記は、神への礼拝と祭司として仕えるために選ばれたレビ人に対して、神が定められた掟が述べられています。

レビ記は、主にイスラエルの民に次の二つの重要なことを教えるために記述されています。

  1. どのように、聖なる神を礼拝し、神との交わりを持ち、共に歩めばよいのか。
  2. イスラエルの民が祭司の民として、神からの召命にどのように応えたらよいのか。

従って、レビ記の最も主要なテーマは、聖いということ、聖くなるということであり、これがレビ記の背景です。


概要

聖なる神との交わりを持つためには、神の定められた方法に従わねばならない。(レビ記 1章-10章)

  1. 1章 焼き尽くすささげものについて、聖く傷のない身代わりのいけにえ、全焼のいけにえ、自分自身をささげ尽くす、(ロマ書12:1参照)
  2. 2章 穀物のささげ物、自分の手の労苦、種のない(罪のない)パン、香ばしいかおり、
  3. 3章 和解のささげもの、傷のない牛、内臓と脂肪は主に、脂肪と血を一切食べてはならない。
  4. 4章-5章 罪過の贖い、傷のない子牛、羊、山鳩二羽あるいは家鳩のひな二羽
  5. 6章-7章 背きの罪のささげもの、民の場合、祭司の場合、
  6. 8章 祭司の聖別
  7. 9章 祭司の役割
  8. 10章アロンの息子たち、ナダブとアビブの異火

主は聖なる方であり、私たちは、主がご用意された方法によってのみ、主に近づくことができるのです。自分の方法で、自分が良いと思った方法で近づけば、それが一見、どのようにすばらしいように見えても、主には決して受け入れられません。けれども、神の方法によれば、大胆に、何もはばかることなく近づくことができます。なぜなら、神が用意されているものは、完全であり、欠陥がないからです。(ロマ書3章25節参照)

 

聖なる者としての歩み(レビ記 11章-16章)

  1. 11章 清い食べ物と汚れた食べ物
  2. 12章 罪の穢れ、女の血、清めの定め、八日目の割礼
  3. 13章-14章 らい病の穢れと癒し
  4. 15章 漏出物の穢れ
  5. 16章 年に一度の大祭司による贖罪(ヨム・キッポアー)の奉仕の規定、アザゼルの山羊、スケープゴート(ヘブル書9、10章参照)

ここまでは、神に近づくことについて述べられていました。17章からは、神とともに歩むことについて書かれています。私たちが神との交わりを保つには、この世にある汚れから離れて歩まなければいけません。その具体的な指針について、17章以降に書かれています。

聖であることは清められ、新しい歩みが求められる(レビ記 17章-27章)

  1. 17章 イスラエルの家の者、または彼らの間の在留異国人のだれであっても、全焼か、または、ほかのいけにえをささげ、
    それを主にささげるために会見の天幕の入口に持って行かないなら、その者は、その民から断ち切られる。
    また、イスラエルの家の者、または彼らの間の在留異国人のだれであっても、どんな血でも食べるなら、わたしはその血を食べる者から、わたしの顔をそむけ、その者をその民の間から断つ。
    なぜなら、肉のいのちは血の中にあるからである。わたしはあなたがたのいのちを祭壇の上で贖うために、これをあなたがたに与えた。いのちとして贖いをするのは血である。(17:9-11)
    という重要な宣言がされています。
  2. 18章 性的な罪、カナン人を絶滅すること、神の警告と怒り
  3. 19章 行いの勧め、
  4. 20章 神の掟を破ることに対する罰則
  5. 21章 祭司の聖別
  6. 22章-27章 聖めへの勧め、祭りへの参加、(食べることのできない人)、主のもの、神の祝福と警告、主に対するコミットメント。

23章 「主への祭り」
春の祭り 1-22
    聖なる会合 1-3
    麦 4-22
       種なしのパンの祭り 4-8
       初穂の祭り 9-14
       五旬節 15-22
秋の祭り 23-44
    ラッパを吹き鳴らす祭り 23-25
    贖いの日 26-32
    仮庵の祭り 33-44
       火によるささげもの 33-38
       喜びの祝い 39-44

過越の祭り、種なしのパンの祝い、初穂の祭り、五旬節、ラッパを吹き鳴らす会合、贖罪日、そして仮庵の祭りです。合計7つあります。


鍵となる節

  • モーセは言った。「これは、あなたがたが行なうように主が命じられたことである。こうして主の栄光があなたがたに現われるためである。」
    それから、モーセはアロンに言った。「祭壇に近づきなさい。あなたの罪のためのいけにえと全焼のいけにえをささげ、あなた自身のため、またこの民のために贖いをしなさい。また民のささげ物をささげ、主が命じられたとおりに、彼らのために贖いをしなさい。」(レビ記9章6-7節)
  • わたしはあなたがたの神、主であるからだ。あなたがたは自分の身を聖別し、聖なる者となりなさい。わたしが聖であるから。地をはういかなる群生するものによっても、自分自身を汚してはならない。
    Lev 11:45 わたしは、あなたがたの神となるために、あなたがたをエジプトの地から導き出した主であるから。あなたがたは聖なる者となりなさい。わたしが聖であるから。」(レビ記11章44-45節)
  • なぜなら、肉のいのちは血の中にあるからである。わたしはあなたがたのいのちを祭壇の上で贖うために、これをあなたがたに与えた。いのちとして贖いをするのは血である。(レビ記17章11節)
  • あなたがたが自分の身を聖別するなら、あなたがたは聖なる者となる。わたしがあなたがたの神、主であるからだ。
    あなたがたは、わたしのおきてを守るなら、それを行なうであろう。わたしはあなたがたを聖なる者とする主である。(レビ記20章:7-8節)
  • わたしはあなたがたの間を歩もう。わたしはあなたがたの神となり、あなたがたはわたしの民となる。(レビ記26章12節)


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