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旧約聖書

ネヘミア記の学び


背景

ネヘミア記は、冒頭1章1節が「ハカルヤの子ネヘミヤのことば。」という書き出しになっていることから、ネヘミアが記述したとする説もありますが、エズラ記でも述べたように、エズラが編纂したという説が有力です。 

ヘブル人の古い文献タルムードによれば、エズラがネヘミア記、および歴代誌をバビロニアの捕囚から帰還後にエズラ記とともに編纂したとされています。

現代の神学者たちの意見も、エズラが同時代(ネヘミア記8章2,9参照)のペルシア王の献酌官であったネヘミアの記憶をネヘミアの一人称の記録として編纂し記述したという見解が大勢をしめています。

エズラは紀元前458年以降、ネヘミアは紀元前445年後にエルサレムに帰還し、ネヘミアは、アルタシャスタ王の治世32年(紀元前433年)に再度ペルシアへ戻っていることから、エズラはこの年紀元前433年以降に記述の編纂を完了させたのではないかと推定されています。.

ネヘミア記は、捕囚後のユダヤ人の継続的なエルサレム帰還の歴史を背景として、アルタクセルクセス(アルタシャスタ)王の献酌官であったネヘミアが、王に帰還とエルサレムの城壁の修復を願い出、ペルシア帝国の属州であったエルサレム地方の知事としての任命を受け、ユダヤ人の三次帰還とすでにゼルバベルに率いられて帰還していたユダヤ人たちが五十年近くなし得なかった城壁の修復をしてゆくことが記述されています。

エズラ記、ネヘミア記には、ゼルバベルに率いられたユダヤ人の第一次帰還から、60年後のエズラを中心とする、第二次帰還、これからそれほど時を経ずにネヘミアに率いられた第三次帰還が記録されています。ネヘミアとエズラは明らかに同時代の人物であり、共にユダヤ人が神との親しい関係に立ち返りるための改革を行いました。
エズラとネヘミアは異なった才能、能力によって神に仕えました。 

ネヘミアは、人々を組織、指導し、その行政能力を主のために用い、エズラは、祭司、律法学者として人々の霊的な改革、神の律法の大切さを教えました。エズラ記には神殿の再建について、ネヘミア記にはエルサレムの城壁修復が記述されています。このように、エズラ記においても、ネヘミア記においても、神の民の再建ということが主要なテーマとなっています。


概要

エズラ記と同様に、ネヘミア記も大別して二つの部分に分かれています。最初の部分は1章から7章までの間にエルサレムの城壁の修復について述べられ、後半8章から13章までは神の民の再建について、記述されています。

I 国家の礼拝の中心地の修復(1-7)               

A. ペルシャの王の献酌官ネヘミア、神がイスラエルにされた恵みの契約を思い起しペルシアの王からの好意を得られるよう祈る。( 1 )
B. 神が王の心を動かしネヘミアにエルサレムへの帰還許可をあたえる。ネヘミア、状況を把握するため独自に調査をする。(2)     
C. ネヘミアの励ましと指導のもとで街の城壁修復工事がはじまる。(3)
D. ネヘミアの祈りと犠牲的な指導によって、神は敵の悪意にみちた妨害を退けられる。(4-5)                     
E. 神の業に従う強い決意によって、記録的な短期間52日で城壁が修復され、民にとって神が共におられるとき驚くべき業がなされる証しとなる。(6-7). 
 

II. 神の民のエルサレム帰還と改革、 (8-13)

A 神のことばの講解と聴講 (8)
B. 御言葉の講解によって、民の間に神への罪の悔い改めと心からのが崇拝の念が起こる。(9) 
C 民が再び心を決めて神との契約に立ち返る(10)
D 再び神の民が約束の地に定着する(11) 
E エルサレムの神殿と城壁が感謝と喜びのうちに再び奉献される(12)
F 神殿が清められ、安息日が守られ、異邦の女が妻となっている者は妻との離縁がモーセの律法によって施行、実施され社会全体の改革が行われる(13).


鍵となる節

  • 「 こうして、私たちは城壁を建て直し、城壁はみな、その高さの半分まで継ぎ合わされた。民に働く気があったからである。」(ネヘミア記4章6) 
  • 「こうして、城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。
    私たちの敵がみな、これを聞いたとき、私たちの回りの諸国民はみな恐れ、大いに面目を失った。この工事が、私たちの神によってなされたことを知ったからである。」(ネヘミア記6章15-16)
  • 「 彼らが神の律法の書をはっきりと読んで説明したので、民は読まれたことを理解した。」(ネヘミア記8章8)
  • 「あなたがたは去って、肥えたものを食べ、甘いものを飲みなさい。その備えのないものには分けてやりなさい。この日はわれわれの主の聖なる日です。憂えてはならない。主を喜ぶことはあなたがたの力です」。(ネヘミア記8章10)


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