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旧約聖書

イザヤ書の学び


背景

イザヤ書は、アモツの子、イザヤによって記され、紀元前740年頃から690年頃までの期間、分裂したイスラエルの南王国ユダのウジヤ王から、その子ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ王の時代、王国に対して神から離れることによってもたらされる王国の滅亡の警告と、メシアの到来、メシアによってもたらされる救いと王国の復興について預言をしました。(歴史的な背景の詳細については列王記15章-21章を参照)
彼が当時のイスラエルを取り巻く国際情勢と、王室の事情に詳しく、その預言の内容からも、預言されているメッセージの量からもこの預言の書が旧約聖書39巻、新約聖書27巻を包括してイスラエルのみならず、聖書全体をとおしてすべての異邦人を救う神のご計画について述べられている書とされています。このことから、この書が小聖書と看做され、前半の39章と後半の27章がそれぞれ聖書の旧約、新約に呼応しているという見方がされているほどです。

聖書に批判的な学者によって、イザヤ書が一人の著作ではなく、預言されている事柄が歴史のなかで現実に起こった後で異なった何人かの編集者がイザヤの名前を使って編集したのだという主張さえ存在します。
しかし、この主張は下記に述べる幾つかの理由から根拠を欠いた主張であり、イザヤ書は、明らかにイザヤ一人によって記されていることがわかります。
1.イザヤ書全体を通してイザヤ自身の著作であることを示す宣言が冒頭(1章1、7章3、20章2、38章4、39章5、)にされており、全体の文章が一貫して同一人物の著作であることを示している。
2.旧約の時代から新約の時代にかけ現代に至るまでのイスラエルの伝統文献、例えば旧約時代のイスラエルの箴言集やタルムードの文献から現代に至る文献までイザヤ書は、同一の著作者による一つの書物として扱われている。
3.イザヤ書全体を通して同一の文体、思想、文言、文句、形容句が一貫して使われている。
4.イザヤ書全体がパレスチナを中心とした構成となっており、一部の学者が主張する後半の40章から66章の文章が別の構成であるとする部分も、アッシリアを中心とした構成にはなっていない。
5.イザヤ書全体がイザヤによる同一人物の著作であることに批判的な一部の学者たちもイザヤ以外の著作者の名前を挙げていない。
6.イザヤ書全体がイザヤによる同一人物の著作であることに批判的な一部の学者たちの批判の中心は、イザヤ書の預言があまりにも歴史的に正確であり、ことにミード・ペルシアの時代とクロス王の預言などに見られるように国も人物の生誕も名前も歴史上現れていない事柄について、その150年以上も前に正確な描写をすることが不可能であるということが論拠となっている。
しかし、イザヤが神の霊感によってこれから起こる事柄についての預言を記すとき、天と地とその間にあるすべてを創造された神を信じる人々にとって、神の霊によって預言される事柄が超自然的であり、正確な預言であることに異論を差し挟む余地はない。
7.イザヤ書全体がイザヤによる同一人物の著作であることを決定的に結論付けることができる理由は、イエス・キリストご自身がイザヤ書の前半部分からも後半部分からもイザヤ書がイザヤに拠るものであることを認める引用をされており、(洗礼者ヨハネについてのマタイ福音書3章3の描写はイザヤ書40章からの引用、イエスはルカ福音書4章18でイザヤ書61章を引用し、救い主の到来を告げておられる、ヨハネ福音書12章38はイザヤ書53章の引用、40節もイザヤ書6章の引用となっている)使徒パウロもロマ書のなかでこのことを認めている。

伝説では、ヒゼキヤ王の後を継いだマナセが王位にあったとき、神から離れ偶像礼拝に向かった王国の退廃と神の裁きを警告し続けたイザヤは、マナセ王によってのこぎりで引かれ(ヘブル書11章37)殺されたと言われています。
イザヤは、他国からの侵略の脅威に晒されていた南ユダ王国にあって、万軍の神により頼むよう王を励まし、人々に呼びかけ、預言をしました。

神は、イスラエルの民のなかからダビデを王として立てられ、その王座が永久(とこしえ)に続く王座であることを約束されました。(第二サムエル7章12-13 参照)

イザヤは、この神の契約が変わらず、それは、油そそがれたメシアによって成就することを預言し、人々に告げました。

油注がれた王が来られ、その王座が永久(とこしえ)に続く王座であるという約束をされた神の約束は確かであり、永久(とこしえ)に続く御座に座られる栄光の満ちたメシアが来られ、民の神に対する背きの罪を贖われ、王国を揺るぎないものとされるというメシアの預言がイザヤ書全体の預言のテーマとなっています。  


概要

I. 有罪の宣告と預言によってこの世にもたらされる希望(1-35)

A. ユダ王国、イスラエル王国の不義に対する預言(1-12)
 1. ユダ王国に対する裁き
 2. 主の日
 3. ぶどう園の譬え
 4. イザヤの召命
 5. イスラエル王国の滅亡
 6. アッシリア帝国の滅亡
B. 周辺の国々の不正に対する預言(13-23)
C. 主の日の預言(24-27)
D. 裁きと祝福の預言(28-35)

II. 歴史的な挿入(36-39)

A. アッシリア帝国の侵略(36-37)
B. バビロニア帝国の侵略(38-39)

III. 生ける神の癒し、慰めと救いの預言(40-66)  

A. 生ける神と偶像、イスラエル解放の預言(40-48)
B. 生ける神の恵み、解放者、救い主の預言(49-57)
C. 生ける神の栄光、栄光に満ちたイスラエルの未来の預言 (58-66) 


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